2010年5月30日日曜日

若干古い話ですが・・・・


私の仕事は、現代版の万屋(よろずや・・・もはや死語)の従業員です。
商品の仕入れはどこからでも自由に、とはいきません。
週替わりで新商品のカタログがストアコンピュータに配信されてくるので
その中から選んでいくわけですが・・・・・・
ネタ好きの従業員が何人かいるせいか、食料品から日用品に至るまで
どこかに常に「ネタ商品」が置いてあります。まあ、その先頭を切っているのが
私であり、お客さんの層も10年以上かけてなんとなくそういう客層が
出来上がってきてはいますが、「仕入れた以上売りきらなくてはならない」
のがコンビニ商品です。(一部季節商品を除く)

冒頭の画像はある化粧品の今年の春夏のバージョンとして
「セットで納品」されたもののうちの一つです。商品自体は2008年春から
発売されていて、今頃になって「田舎でも気軽に手に入る」状態になったわけです。
パッケ買いを狙ってるとしか思えない商品で、使用感は「人それぞれ」でしょう。
コンビニで化粧品買うって、こういうパッケ買いか「急場しのぎの間に合わせ」
でしょう。もちろん、日本で作られているので、品質に問題はなく、
1枚399円という値段も評価サイトを見る限り、「安い」と思う人が
多いようです。私は「高い」と思いますが。
愛用されている方で、「ネタなんかじゃないわよ!」と怒りを感じられた方が
いらっしゃったら、申し訳ありません。

もちろんこのマンガのファンなら買う買わないは別として、
ほとんど一回は手に取るでしょうね。
あとはレジにこれを持って行く勇気があるかどうかです。
私の知る限り、私が働くお店でこれを買った人は、
私以外にあと一人です。
ものすごい恥ずかしそうに買って行かれました。
それ以後ず~っと売れていません。パッケの絵柄もさることながら、
デカデカと書かれているキャッチのすごさがなんとも・・・・・・


裏側もかなり面白いです。余談ですが、このマンガ連載当時私は
中学生でした。「週刊マーガレット」が1冊130円の時代です。
月1000円の小遣いで、これを毎週買うのはかなりつらかったけれど
きっちり買ってました。コミックスも愛蔵版イラスト集も持ってます。
パッケージのシーンは連載中最高に盛り上がった場面ですね。
だからといってこの商品が、私たちの年代をターゲットにしているとは
思いません。私に限れば、すでに手遅れなので・・・・・・・
多くは連載当時この世にいなかった10代から30代あたりの人が
買っているようです。それだけこのマンガが世代を超えて認知されている
わけですねえ。

化粧品に関しては娘が中学生のころから様々バトルを繰り広げてきて、
私もいろいろ思うところはありますが、それはまた別の機会に。


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