2010年5月29日土曜日

新茶を愉しむ


毎年八十八夜に相前後して郷里の友人が、新茶を送ってくれます。
友人の家はお茶屋さんを営んでいます。高校を卒業以来、お互いやり取りを
していたわけではないのですが、数年前に帰郷した時に偶然飲む機会が
あり、それ以来毎年欠かさず送ってくれています。

普段、コーヒー、紅茶に始まっていろんな飲み物を飲んでいますが、
我が家でゆっくり疲れを癒す時は、日本茶が一番しっくりくるような
気がします。今年の新茶も爽やかな苦みの次に、日本茶独特の
甘味がゆっくりと広がって来て、おいしい新茶を愉しむ時間が
とても幸せに過ぎていきます。

お茶のパッケージを開けてしまったら、なるべく早く飲んでしまわないと
特有の素晴らしい香りと美しいお茶のグリーンがどんどん失せていきます。
だからといってノルマみたいに飲んでは、おいしさも半減ですよね。
日本茶が好きで、本当によかったと思います。仕事から帰宅してから、
ご飯のあと・・・・・1日のうちで何回かは飲んでいます。

ただ残念なことに、我が家の若い者は積極的には飲もうとしません。
彼らは、別の飲み物のほうがどうしてもいいらしいです。
私と同年代以上の人たちでも「日本茶を自分で淹れて飲まない」人たちが
結構います。ペットボトルのお茶が、無糖飲料の代表のように売れるのに
皮肉な話です。




日本茶の守備範囲は広く、日本の食卓で普段見られるメニューなら
たいていのものになら合いそうです。熱いお茶はもちろん冷やしても
おいしく飲めるお茶の葉がちゃんとあります。
お菓子でも和洋を問わず、お伴になると思います。
今回のお茶のお伴は「あんドーナツ」。
お米が日本人にとってのソウルフードなら、「あんこ」は
ソウルスイーツと言えるかもしれません。
外側が程良くカリッと上がったドーナツの中にあんこが入っていて
ドーナツの生地とあんこがよくなじみ、本当においしいです。

中学生あたりの食べ盛りのころ、ほんとによく食べてました。
しばらく遠去かっていましたが、最近なぜだか無性に食べたくなる
時があります。特に夜中に・・・・・・・

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