2016年11月5日土曜日
じだいげきだよ、この秋は
秋になったらわりといいお天気が続いています。
ひんやりとした秋の空気・・・・・どころじゃなくて、
「!!寒ッ!!」って感じですけど。
休みの日は体を休めるとか、たまった家事をこなす、とか
本来そうすべきなんでしょうが、カラリと晴れ上がった空なんて
見ちゃったらどこか行きたくなっちゃう性格なんですね~。
なので行ってきました。信州上田城と大河ドラマ館。
世の中便利になったものでたいてい高速道路ができちゃってますから
スイスイ行けちゃいますね。我が家の子供たちが幼かったころ
軽井沢に結婚式に呼ばれて行った時のアクセスの悪さといったら・・・
隔世の感があります。思いつきで出かけても平気なんですから。
行ったのが10月後半だったので紅葉はそろそろ始まるかな、
という上田城でしたが、大勢の「真田丸」ファンの方々や
遠足の小学生、修学旅行?の学生さんや海外からの観光客などで
平日にもかかわらず、大賑わいでした。
大河ドラマ館でお土産あさりはしたのですが、
自分のためには上信越自動車道横川SAで
「峠の釜めし」を購入しました。
実家は熊本ですが、幼かったころなぜか
ごくたま~に父がお土産に買ってきてくれて、
昔から本当においしくいただいていました。
そしてその翌週出かけたのがこちら。
国立劇場開場50周年ということで3か月かけて
「仮名手本忠臣蔵 」を上演しています。
10月は4段目まででした。
まあ、「コトの発端」から城明け渡しまで、というところでしょうか。
実は30年前の1986年の開場20周年記念の時も
忠臣蔵を3か月で通し上演で、その時も私は12月まで国立劇場に
足を運んでいました。
当時は高師直を先々代の勘三郎、顔世が7世芝翫(歌舞伎座で
家族で襲名公演やってた方のお父さん)、塩冶判官が7世梅幸、
若狭助が12世團十郎と今考えると超豪華メンバーでしたねえ。
今回もいい顔が揃っています。幸四郎の由良之助を見られたのは
ラッキーでした。
11月は吉右衛門の由良之助、勘平が菊五郎なのも
楽しみなことです。
そして11月に入って昨日、サツマイモを収穫しました。
安納芋とクイック・スイートを1株ずつ植えたのですが、
安納芋は途中病気にかかって成長できませんでした。
植え付けが少し遅かったのもいけなかったのかもしれません。
クイック・スイートはなんとかこれだけの収穫を
もたらしてくれました。ひと月ほど熟成させて食べてみようと
今から楽しみです。
2016年10月17日月曜日
秋の旅
私の家の直接のルーツは函館です。
もっとも少し前に絶えてしまいましたが。
我が家の年寄りが、死ぬ前にどうしても
墓参したいと言うので久しぶりに
函館までクルマを走らせました。
北海道新幹線という手段も最近できましたが、
電車の乗換えが足腰と心臓に負担が
大きい人間を連れての旅なので車でゆっくり
行くことにしました。
函館山のお墓は、少し迷うくらい周りに墓石が
増えていましたが、海をを渡る風の音と
海鳥の鳴き声が時折聞こえるだけの
穏やかな場所でした。
もちろん台風18号が温帯低気圧に変わって
東に遠ざかってくれたから穏やかだった
わけですが。
墓参だけのつもりでしたが、あまりにお天気が
よかったので、大沼公園に足を延ばしました。
遊覧船から駒ケ岳の大きな爆裂火口形づくる
稜線がくっきり見えました。
爆裂火口が出来た時の噴火で堰止湖である
大沼ができあがり、そこに落ちた巨大な噴石で、
湖面にたくさんの小島が出来上がりました。
もっとも「小島」のように見えるためには
気の遠くなるような時間の経過があったわけですが。
出かける前の晩まで雨が降っていたのですが、
青い空とまぶしい日差しに恵まれた
3日間でした。水面を渡る風はやはり秋の風
でしたが、それでも座席に座っているのが
もったいないくらいの青空でした。
9月の長雨と台風で、ミニトマトはみんな腐って
しまいました。帰宅してみると最後に残った
実が赤く熟し始めていました。
シュウメイギクは満開、ドウダンツツジや
ブルーベリーは紅葉が始まっています。
これから秋も深まるのかな~と思うと
なんだか寂しく感じます。
2016年9月4日日曜日
過ぎ去る夏
北日本に大きな被害の爪痕を残して
台風がいくつも通り過ぎて行ったかな・・・
と思ったらまた西からじわじわとやって来ています。
この夏はポケモンGOで始まり、「シン・ゴジラ」は公開後
大盛況でした。で、日本各地でゴジラに関する催しが
行われています。
少し前でしたが、地元の山奥で「特撮のDNA」という
催しが始まっていたので、車で1時間ほど走って
行ってきました。廃校になった小学校を使って
開かれています。えらく地味な感じで、撮影スポットも
少ないのですが、実際に撮影に使われた着ぐるみや
ギニョールの展示もたくさんあり、大人は楽しいかも
しれません。
所用で川崎に出かけたついでに、横浜ランドマークタワーで
開催中の「大ゴジラ特撮王国」にも行ってきました。
こちらの展示品はありがちなものが少々あって
目玉はジオラマの撮影スポットでした。
都会なので人がたくさんで、思うような角度で撮影できず
ホリゾントも小さいので天井丸見えですが、こんな感じです。
本当はこういう感じにしたかったんですけどねえ。
(これはかなり以前にゲームで作ったジオラマです)
大ゴジラ云々とうたう割には内容がうす~くて
ジオラマがそれなりにあるのでお子様は喜ぶかもしれません。
ショップで売っているものがDNA展のほうと全く同じですし、
ちょっとがっかりしました。
なので川崎に戻って「シン・ゴジラ」IMAX版を見て
帰宅しました。IMAXで見ると迫力が違うよ~とは
聞いていましたが、確かにその通りでした。
実は私はこの映画に関しては、「大絶賛」というわけでは
ありません。が、海外制作のよりはマシだとは思っています。
東宝はレジェンダリー・ピクチャーズに主だった怪獣の権利を
レンタルしていると聞きましたので、ネタに詰まればまた
「話のタネに見る」程度のものは作るかもしれませんね。
フルCGなのは今作も同じですし、着ぐるみ、ミニチュアの
時代は終わったのかもしれません。ガメラも「予算がないので」
フルCGだそうですので。
ふと気が付けば庭のタカサゴユリは既に散ってしまい、
シュウカイドウは今を盛りと咲き誇り、
シュウメイギクも次々に花をつけ
エアコンがいらない夜も増えました。
今暴れている台風が去れば、秋らしい気候に
移っていくのでしょう。
もともと天災が多い国土なのだと言ってしまえば
それまでですが、今以上に深刻な事態にならないことを
祈るばかりです。
2016年2月8日月曜日
ふんわり、はんなり
いつの間にか「巻き寿司を食べる日」になり果てた
節分が終わり、春がそこまでやって来ているかも
しれません。
「ウソも百回言えば本当になる」のに似ていて
一部地域以外は「商売」のほかは何の根拠もない
「ナラワシ」があたかも元からあったかのように
できる日本人はある意味すごいですね。
クリスマスもバレンタインも「なかったもの」を
商売魂でモノにしていったわけですから。
生まれたときからクリスマスはあったし、
バレンタインは私たちが若かった頃、
今よりずっと当事者にとっては意味ある
イベントでした。ちょうど浸透していった時期
だったのかもしれません。
同様に「恵方巻き」が生まれたときからある
世代が増えて来ているので、
「豆まき」とか「イワシの頭とヒイラギ」とかは
いずれ廃れていくかもしれません。
でも春の初めにかわいいお人形を飾る行事は、
なんとか続いていって欲しいものです。
ところで、最近ふんわりした興味深いお菓子を
見つけました。お菓子自体はシフォンケーキなので
特に珍しいお菓子ではないのですが、
たまご屋さんで作っている「素材感を全面に
押し出している」おもしろい味のケーキです。
画像は「オレンジ風味」ですが、最初に「プレーン」を
食べたとき「これだけ余計な味がないお菓子って
初めて」と少し戸惑いました。
プレーン単体で食べた場合、コーヒーとか
紅茶のお供には難しいかな、と。
スコーンみたいにクリームとかソースとかあった方が
おいしいですね。普段いかに「甘ったるいものばっかり」
食べてるか、気づかされるお菓子です。
んで、今回オレンジを食べてみました。
オレンジ味は生のオレンジ果汁の甘さも
加わって、そのままおいしくいただけます。
今回、はちみつ、ホイップ、チョコソースで
試してみましたが、私はチョコソースが
一番かな、と思います。
ネット通販もされているようで、本来は
よくあるシフォン型のもう少し大きなサイズ
で販売されているようです。味も他に数種類
あるようです。
余計なものが入っていない分、常温での
保存はちょっと厳しいようで、中でも
極端に糖分を省いてあるプレーンは
できれば購入当日に食べ切ってしまったほうが
いいと思います。
除雪した雪が、その後の寒さで
溶け方が遅くて寒々しいのですが、
かわいいお人形を飾り、
おいしいお菓子を食べて、
ふんわり、はんなり春の到来を待ちましょう。
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