2010年6月19日土曜日

痛い・・・・・


昨日の夕方、新幹線の某駅の下り階段で、空気階段を踏んで
右足首を骨折してしまいました。その時は折れてるとは思わないので
びっこ引き引き、用事を足してまた階段を上って新幹線とマイカーで
深夜に帰宅したわけですが・・・・・痛くて一睡もできませんでした。

さすがにシップ貼っときゃいいとかいうレベルじゃないらしいので
今朝整形外科に行ったら、レントゲン写真ちらっと見ただけで
「くるぶしの外側が折れてますね~」とあっさり言われました。
怪我を負った経緯を説明したら、「よく歩けたね~」と妙な感心
をされてしまいました。
確かに転倒したとき、今までに聞いたことがない素晴らしい音が
「メキメキッ」とかしたような気もします。骨が折れる時って
ああいう音がするんだ~と一つ勉強になりました。

アクシデントが起こる前の日に、話題作の「Outrage」を見てきました。
これも物理的な痛さ満載の映画で、北野 武作品の暴力描写は
いつもグロイからまあいつものことと言えばそうですが、
菜箸を耳の穴に突き立てるシーンだけは、思わず自分の耳を
両手でふさいでしまいました。
子供の頃、中耳炎で排膿させるために鼓膜を人為的に
破ったことがあるからです。ものすごい音と痛みがした後の
記憶はありません。

ヤクザ映画なわけですが、救いとかカタルシスなどは全くなくて
ある意味非常に閉じた感じがしました。義理と人情などと言いますが、
人情はハナからカケラもなくて、義理などは自分がうまく立ち回るため、
あるいは生き残るための方便にしか過ぎません。
女性の扱いはもっとひどくて、極妻みたいな存在は登場せず、
悪事のための道具立てみたいなもんです。必要がなくなれば
巻き添えで殺されてしまうだけ。

確かに「極悪非道」で、悪い奴らばっかで、痛いシーン満載ですが
「陰惨」かというと妙に乾いたユーモア?的描写もあるし、
中盤から「生き残りフラグ」と「死亡フラグ」がはっきりしちゃって
大体の結末が分かってきちゃう感じがします。
だからといって面白くないかっていうとそういうわけでもなく
「有名芸能人のヤクザごっこ」という突き放した見方もできるけれど
評価が分かれるだろな~という映画です。
新宿の「ナイン」は満員でしたが、「う~ん」という反応を見せていた人は
少なくはなかったと思います。

登場人物全員の「バカ野郎」「コノヤロー」連発のセリフの
応酬が印象に残ります。俳優さんそれぞれの個性がこの単純な
セリフに出ていたな、と思います。

ちなみに私の足首は全治一カ月なんだそうです。
足首をきっちり固定したら、痛みはだいぶ治まってきましたが、
この季節、フロどうしようかな~・・・・・・・

2 件のコメント:

Nebiros さんのコメント...

ひぃいいΣ(@×@;
お、お大事になさってくださいぃいいいっ;;;;;;

Unknown さんのコメント...

う~む我ながらドジというか、年齢には勝てないとういか・・・・・ほんの2~3段踏み外しただけなんですがねえ。今まで骨折なんてしたことないので、不自由きまわりないっす。腕には筋肉つきそうですがね。