2017年6月2日金曜日

初夏の候


バジルの芽もやっと大きく成長し始めました。
そもそもタネを撒く時期が若干遅かったという
去年の反省を踏まえて、今年は夏日になりそうな頃を
選んで5月の連休前にはいろんなタネを撒きまくって
みました。あまり気温が上がりそうにもないなら
穴あきラップでも被せて無理やり地温を上げるっていう手も
ありますが、ものぐさだから発芽してもラップ外さないで
腐らせるかもしれないな~と、お天気を待ちました。

昼間は気温20℃を超えても夜は5℃を切ってしまうとか
そんな日々が続いて発芽してもなかなか大きくなりません。
最近になって夜間もなんとか15℃あたりまで下がり止まるように
なってきたので植物たちも急にイキイキしてきました。
もっとも真夏日になると気温差が15℃以上になったり
今日のように日中でも20℃を下回ってしまい、冷えを
感じる日もあり、毎日環境が激変する過ごしづらい昨今です。

ミニひまわりはもう花芽が見えてきています。
室内だけでも育てられるように品種改良(なんだろうか?とは
個人的には思っています)された植物シリーズは年を追うごとに
種類も増え、栽培方法もより簡単になってきています。
「太陽の光がなくても立派な花を咲かせます」っていう
ヒマワリが出るのも時間の問題じゃないでしょうか。

ブドウはなんだか音沙汰がないな~と4月を過ごしましたが、
5月になって次々と発芽しました。
すべて戸外で保管していたので、歩留まりも考えて
たくさん撒いたのですが、たくさん芽が出ています。
捨てるのは忍びないのですが、栽培するわけでもないので
選ぶ基準を考え中です。まあ病気のデパートみたいな
植物なので、ある程度たくさん生かしておくかとも
思っていますが。

5月も終わりになって昨年実家から鉢ごと
引き取ってきたシャクヤクのうちの1種類が
見事な花を咲かせました。
赤ん坊の頭よりも大きな花です。
どんな花が咲くのか実家の母も「見たことがない」
とかふざけたことを言っていましたが、洋系のシャクヤク
みたいですね。(買った時の駄温鉢に5年も6年も
閉じ込めて咲くわけがない)

昨秋、狭い鉢に閉じ込められていたものを3つに株分け
したのですが、この株だけ美しい薄いピンク色の花が
咲きました。
そして・・・・その夜激しい雷雨が降り、一鉢を残して
花茎がポッキリ折れてしまいました。仕方がないので
玄関に活けましたが。ボタンと違って比較的花もちが
いいのが不幸中の幸いです。
もう1種類の丈の低いシャクヤクは花芽がついていません。
来年まで待ってみようと思います。植え替えるまでの
環境が過酷でしたからねえ。

2017年2月28日火曜日

マイブーム


秋から一気に年末年始を飛び越し、
明日はもう3月。
もう冬に戻ってほしくないこの最近の暖かさ。

カリフォルニアオレンジと高田みかんを
タネから成長させるのに、大体成功したのが
きっかけで、昨夏から庭のウメやら食べた果物の
タネを次々に植え付けて、発芽を試みています。
冒頭の画像は11月ごろ冷蔵庫の中で発根が
始まってしまったウメです。冬越しさせるのに
室内の簡易温室に入れてみました。


上はお正月を過ぎた頃に発根が始まったもので
室内に置いただけだとどうなるか、試しているところです。
同時期に3個発根が始まり2個はやはり簡易温室に
入れていますが、成長がものすごく早くどちらかというと
徒長している感じです。
夜間にかなり気温が下がるので室内に置いただけだと
茎を太らせあまり体を大きくしないで耐寒力をつけている
感じがします。


実生をうまく発芽させて、花や実を楽しんでいる方は
たくさんいらっしゃるようで、たくさんのサイトを
参考にさせていただきました。
タネを熟成させ、果肉をきれいにはがし、
多くの種類はタネを乾燥させないで
タネ蒔きポットなどに蒔いておく。
地面が凍らないところだと、直播きもできますね。
ウメ、モモ、サクラ、ナシ、ブドウ、リンゴは
寒さにある一定期間あたらないと発芽できないので、
冷蔵庫にしまうわけです。
鉢植えにしてずっと表に置いておくのも試してます。


冷蔵庫にしまう時にジップロックなどを
利用している方が多いですが、
発芽したのに気がつかないで、モヤシ状に潰れて
しまうかもしれないし、タネを埋める向きが大切な
ものがあるので、ジフィーセブンのミニ温室
使うことにしました。
ブドウ以外は果実は期待できませんし、
花も何年も咲くまでにかかります。
ネームプレートに品種名入れてますが、
あくまで「○○を食べたあとのタネ」という意味で
親とは似てるかもしれないけど違うものが
芽を出すわけです。
2月初めまではウメ以外音沙汰ない感じでしたが、
昨日見てみたら、リンゴとナシはモヤシに
なるところでした。


これは高田みかんの子供たちですが、
いかにも日本のミカン風やオレンジ風、葉肉が
厚くてなかなか成長しないもの、といろいろです。
しかも黒いちっちゃいネコが乗っかっている鉢の
ものは同じ条件下で今は枯れてしまっています。
(これが一番に発芽したんですけどね)


ちなみに高田みかんは古くから栽培されている
小さなみかんです。昔はこんなにちいさなみかんを
食べてたんですね。小さくてタネいっぱいですけど
甘くておいしいみかんです。


これは昨秋、庭で見つけたどこからか
タネがやってきて芽が出たサンショウです。
室内に入れても全て冬には落葉して心配
しましたが、日が延びて来てたくさん日光を
浴び始めたらかわいいぷっくりした芽が出て
葉が出てきました。
庭のウメのつぼみはまだ固くても
春の訪れを感じ始めています。