秋から一気に年末年始を飛び越し、
明日はもう3月。
もう冬に戻ってほしくないこの最近の暖かさ。
カリフォルニアオレンジと高田みかんを
タネから成長させるのに、大体成功したのが
きっかけで、昨夏から庭のウメやら食べた果物の
タネを次々に植え付けて、発芽を試みています。
冒頭の画像は11月ごろ冷蔵庫の中で発根が
始まってしまったウメです。冬越しさせるのに
室内の簡易温室に入れてみました。
上はお正月を過ぎた頃に発根が始まったもので
室内に置いただけだとどうなるか、試しているところです。
同時期に3個発根が始まり2個はやはり簡易温室に
入れていますが、成長がものすごく早くどちらかというと
徒長している感じです。
夜間にかなり気温が下がるので室内に置いただけだと
茎を太らせあまり体を大きくしないで耐寒力をつけている
感じがします。
実生をうまく発芽させて、花や実を楽しんでいる方は
たくさんいらっしゃるようで、たくさんのサイトを
参考にさせていただきました。
タネを熟成させ、果肉をきれいにはがし、
多くの種類はタネを乾燥させないで
タネ蒔きポットなどに蒔いておく。
地面が凍らないところだと、直播きもできますね。
ウメ、モモ、サクラ、ナシ、ブドウ、リンゴは
寒さにある一定期間あたらないと発芽できないので、
冷蔵庫にしまうわけです。
鉢植えにしてずっと表に置いておくのも試してます。
冷蔵庫にしまう時にジップロックなどを
利用している方が多いですが、
発芽したのに気がつかないで、モヤシ状に潰れて
しまうかもしれないし、タネを埋める向きが大切な
ものがあるので、ジフィーセブンのミニ温室を
使うことにしました。
ブドウ以外は果実は期待できませんし、
花も何年も咲くまでにかかります。
ネームプレートに品種名入れてますが、
あくまで「○○を食べたあとのタネ」という意味で
親とは似てるかもしれないけど違うものが
芽を出すわけです。
2月初めまではウメ以外音沙汰ない感じでしたが、
昨日見てみたら、リンゴとナシはモヤシに
なるところでした。
これは高田みかんの子供たちですが、
いかにも日本のミカン風やオレンジ風、葉肉が
厚くてなかなか成長しないもの、といろいろです。
しかも黒いちっちゃいネコが乗っかっている鉢の
ものは同じ条件下で今は枯れてしまっています。
(これが一番に発芽したんですけどね)
ちなみに高田みかんは古くから栽培されている
小さなみかんです。昔はこんなにちいさなみかんを
食べてたんですね。小さくてタネいっぱいですけど
甘くておいしいみかんです。
これは昨秋、庭で見つけたどこからか
タネがやってきて芽が出たサンショウです。
室内に入れても全て冬には落葉して心配
しましたが、日が延びて来てたくさん日光を
浴び始めたらかわいいぷっくりした芽が出て
葉が出てきました。
庭のウメのつぼみはまだ固くても
春の訪れを感じ始めています。